診療案内

ピロリ菌検査

アイコン 当院では、ピロリ菌が胃の中に生存しているかどうかを調べる検査を行えます

ピロリ菌とは・・・?

4〜8本のしっぽを持ちらせん状の形をした細菌で、しっぽをヘリコプターのように回転させて移動することから『ヘリコバクター・ピロリ』と名付けられました。

人から人への経口感染がほとんどで、日本では40歳以上の約70%が感染しているとされています。また、その多くが5歳までの幼少期に感染しているといわれており、その多くは家族内での食べ物のやりとりのよるものです。

ピロリ菌はウレアーゼという酵素を多量に持っており、胃の中にある尿素をアンモニアに変化させます。アンモニアは胃酸を中和させ、ピロリ菌の周りにバリヤーを作って身を保護しています。逆にいえば、尿素(アンモニア)のないところでは生きていけません。 まだまだ未知数の細菌ですが、いろいろな毒素を持っており、潰瘍の発生を関わっているのです。

検査方法

1.呼気を採取する
呼気の採取 ふつうに呼吸をしている状態で、深呼吸をせずに息を10秒程度止め、ゆっくりと呼気採取バッグに排気し、キャップをします。

2.薬を服用する
薬の服用 空腹時に薬を服用します。

3.左側を向いて横たわる
横たわる 薬の服用後、5分間横を向いた姿勢のまま横たわります。

4.引き続き15分間座ったままの姿勢を保つ

5. もう一度、呼気を採取する
呼気の採取 1.と同様の方法で、再び呼気を採取します。