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サプリメント

老化とサプリメント

老化

人の成長と老化をつかさどるホルモンは、20歳をピークに、急速に減少してきます。
ただこのホルモンは食事や生活習慣の違いで大きな個人差を生むのです。
つまり、食生活の改善やサプリメントで老化を遅らせることが可能なのです。
たんぱく質、ビタミンA,C,B,Eレシチンなどがいいでしょう。
冬場には、みかん、きのこ類の多い鍋物、“カプサイシン”の多い“ちげ鍋”“キムチ鍋”は老化防止に効果的です。

予防の効果

・体力の老化→ 魚介類のタンパク、EPA,DHAなどの良質の脂肪酸
・循環器系の老化→ マグネシウム、亜鉛
・髪の老化→ 魚介類のタンパク質、海草のミネラル
・肌の老化→ コラーゲン、紫外線、微弱電磁波から身を守る、禁煙、睡眠不足
・目の老化→ ブルーベリー類、ナッツ、ポリフェノールの多い食品
老化度
  1. 善玉菌、整腸作用、美肌効果
  2. フラボノイド(抗酸化作用、ドイツでは痴呆症の薬)
  3. ビタミンC
  4. ビタミンE
  5. ポリフェノール(紫外線防御、ビタモンCとの協力で肌の酸化を防ぐ)
    カロチノイド(人参のベータカロチン、抗酸化作用)
    フラボノイド(緑茶のカテキン、抗酸化作用)

まずできることから、どれか1つからでもいい、始めてみましょう!
@ 良く寝る
A 1日30分歩く
B 晴れた日は帽子とサングラス
C 自分の時間を作り、他人に腹を立てない
D たばこをやめる
E デスクの上にミネラルウオーター
F マルチビタミンを買う
G ヨーグルトか納豆を1日1食
H 食事には野菜を添える
I 油ものは2日続けて食べない

ここまで解っている老化の実態

1. フリーラジカル(活性酸素)で身体が錆びる

加齢による抗酸化物質(SOD:スーパーオキシドディスムターゼ)の 低下により、天敵のいなくなった活性酸素が過剰に発生します。

2. テロメラーゼが萎縮して細胞分裂が止まる

1999年発見された“テロメア”は細胞分裂に必要なもので、 DNAとたんぱく質との複合体です、細胞の染色体の両端にかぶさって、 染色体を安定しています。

3. ホルモンの分泌が低下

中には加齢によって増えるホルモンあり、ストレスや筋肉の衰弱に 関与するコルチゾン、脂肪の合成に関わるプロラクチンは増加することによって 身体に害を与えます。

4. ストレスなどで免疫力が低下

ナチョラルキラー細胞NKの存在が注目、この細胞が減少すると免疫力が低下します。

5. 体内のたんぱく質が変質する

体内のさまざまなたんぱく質の分子がくっついてクロスリンキングして、 元来の構造が変質してしまいます。

6. 老廃物や環境汚染物質が体内に蓄積する
7. 遺伝子の修復にエラーが生じる

“老い”をすすめる4大要素対策

@活性酸素
A中性脂肪
B免疫力
Cホルモン

@活性酸素

<対策>
  1. タバコ、紫外線、ストレスなどの活性酸素の発生要因を避ける
  2. スナック菓子、ジャンクフード、あぶらものなど体内で酸化されやすい物の摂取を控える
  3. バランスのよい食生活で、抗酸化物質、ビタミン、ミネラルを摂取する
  4. サプリメントで抗酸化物質(スカベンジャー)を補う
  5. 睡眠をしっかりとる
*抗酸化物質(スカベンジャー)とは?

水溶性 ビタミンC(細胞間に働く)
脂溶性 α、βカロチン、ビタミンE,リコピン、ルティン、 ゴマリグナン(細胞内に働く)
両溶性 主に水溶性 ポリフェノール(細胞膜、細胞内、外に働く)

これらを多く含む食べ物とは
ビタミンCキウイ、イチゴ、レモン、ピーマンなどの果物や野菜
αカロチンにんじん、かぼちゃ
βカロチンにんじん、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、脂溶性物質は油といっしょに加熱することで体内の吸収率が大幅にアップします。
ビタミンEアーモンドなどのナッツ類、かぼちゃ、アボガド、たらこ
リコピントマト、スイカ
ルティンブロッコリー、ほうれん草などの緑葉野菜
ゴマリグナンごま、ビタミンEと摂ると効果的、かぼちゃの煮付けにはごまを!
ポリフェノール赤ワインやチョコレートに含まれている、光合成によってできた植物や苦味の成分で4000種類はある、ほとんどの植物に含まれています。
赤ワインプロアントシアニジン、フラボノイド、アントシアニン
チョコレートカカオマスポリフェノール
緑茶カテキン
ウーロン茶ウーロン茶ポリフェノール
そばルチン
コーヒークロロゲン酸
玉ねぎ、緑茶、りんごケルセチン
ムラサキ芋、ブルーベリーアントシアニン
大豆イソフラボン
ウコンクルクミン

抗酸化作用の強いサプリメント
ピクノゼノール、SOD,マルチビタミン、ウコン、シイタゲン、β―カロチン

A中性脂肪

本来、飢餓に備えるために脂肪を体内に蓄えています。
ところが、 身体を動かすことさえしなくなったとき、からだの中はエネルギー過剰状態にあります。

中性脂肪の原料になるものは糖分、アルコール、動物性の脂肪など、また、 人間の体内の脂肪分は中性脂肪、コレステロール、リン脂質などで、 その90%が中性脂肪です。
お肉を見ると白く見える(脂身)ところに 中性脂肪が多く、目に見えないコレステロールやリン脂質は赤身の部分に 含まれている。

中性脂肪

中性脂肪は人の身体の中で主に皮下脂肪と内臓脂肪に貯蔵されます。
身体を動かすときのエネルギー源となったり、体温の保持、内蔵、骨、 筋肉の保護する重要な役割をしています。しかし、この蓄えが過剰になると 悪影響が出てきます。中性脂肪は1gにつき9Kcalのエネルギー源になります。
皮下脂肪は、過剰に摂取すると、主に細胞の数を増やして体脂肪を蓄えていきます。

したがって一度ダイエットなどで体重を落としても、細胞の数が減ったわけ ではないのでリバウンドし易いのです。
皮下脂肪はたまりにくいですが一度溜まると なかなか分解されません。
内臓脂肪は一つ一つの細胞自体を膨らませて体脂肪を 蓄えていきます。こちらは溜まりやすく分解されやすいのです。
しかし、外見から判断しにくく、隠れ肥満になる可能性が高いのです。

コレステロール

コレステロールは体内に広く分布し、細胞膜や脳神経に関与し、 性ホルモンや副腎皮質ホルモンの材料、食物の吸収に必要な胆汁酸の材料に なる重要な物質、エネルギーとして使われることはありません。
水には溶けないため、 とけやすい“リポタンパク”という形で血液の中を回っています。
このリポタンパクには悪玉(LDL)と善玉(HDL)があります。
この悪玉が食物から摂取したり肝臓で合成されたコレステロールを各組織に 運搬する働きをしますが、これが増えすぎたり活性酸素によって酸化すると、 血管壁に付着し動脈硬化の原因になります。
一方、善玉は余分なコレステロールを 肝臓に運んでくれます。血液中に中性脂肪が増えてくるとHDLは減ってしまうのです。

リン脂質

リン脂質は細胞膜を構成します。
水に溶けない物質をなじませる性質をもっていて、 中性脂肪が血液の中に存在できるのはこのリン脂質に包まれているからです。

中性脂肪を減らすサプリメント
大豆レシチン、リノールベルグCLA、ファイバー、レシチン、 各ダイエットサプリメント(パーフェクトスリム、セラシーン、 ハーフカット、デオベシトゲンST、デファットゲン77CUT、 ダイエットヘルプ、ダブルカット)ビタミン酵母、キトサン

<対策>
  1. カロリーの過剰摂取をしない
  2. 夕食に過食をしない(朝、昼、よるバランスよく)

    青魚を食べましょう。EPAが多く肝臓に働きかけて中性脂肪の合成を下げます。
    さらに含まれているビタミンB群は脂質の代謝を促します。

  3. ストレスをためない
  4. 適度な運動

    自分にあった有酸素運動を始めましょう。
    脂肪を燃焼させるとしだいに体温が 上がって、脂肪分解酵素リパーゼが活性化してきます。
    1回の運動は30分は必要です。(本気でやるなら)あまり運動量が少ないと、 血液中の中性脂肪やグリコーゲンが消費されるだけで、 皮下脂肪や内臓脂肪は燃焼されません。
    運動前にウーロン茶や紅茶を飲んで 血液中の中性脂肪を遊離脂肪酸に分解し、エネルギーを燃えやすくしましょう。
    ウーロン茶ポリフェノールと同様に、脂肪分解酵素リパーゼを活性化させる物に アミノ酸があります。アラニン、アルギニン、プロリン、リジンの4種、 これらが入っているものは脂肪燃焼効果が表記してあります。

  5. アルコールを控える

    適量ならHDLを増やす効果もあります。
    赤ワインならポリフェノールの抗酸化作用も 期待できます。

B免疫力

免疫の主役はリンパ球と白血球で、常に体の中をパトロールしています。 体内にばい菌が進入したときは全員集合し戦ってくれます。 普段私たちが健康な状態を保てるのは彼らのおかげといえるのです。 しかし、このパトロール隊はストレス,うつ状態、脂肪,発癌物質などにより 弱まってきます。一昔に比べて喘息やアレルギーに悩む人の増加は免疫異常が 原因であるといわれています。

免疫がなくなるということは,病原菌に対して無抵抗となり最後には死に 至る結果となってしまうのです。

免疫が低下したときの兆候は…
 1.口内炎になりやすい
 2.下痢になりやすい
 3.疲れやすい
 4.風を引きやすい
これらは免疫力が低下している,赤信号といえる。

<対策>
  1. 笑う、リラックス

    腹の底から大笑い“哄笑・こうしょう”笑うことでNK細胞は力を増します。
    免疫力も上がります。精神的なストレスは大敵、精神神経免疫と呼ばれる作用で、 好きなことをやったり,気力が脳の中の免疫中枢を刺激して免疫力は大きく 高まります。ニュージャージー州立大学の研究発表によると、オレンジ,レモン, ゆずなどの柑橘系に含まれる“リモネン”という香りの成分が免疫力を 高めることが実証されました。柑橘類は食べる以外に香りを楽しまなければもったい ありません。手の合谷(ごうこく),足の三里のつぼもよいでしょう。

    喜びは免疫力を高めますが、逆に怒りも免疫力を高めるようです。
    ストレスとの関係は微妙ですがおもしろい現象です。

  2. ビタミンA,C,E,ミネラル

    まずビタミンA,C,Eが免疫力を上げます。理想的な食べ物は“モロヘイヤ”、 ビタミンCは果物、野菜、緑茶。ビタミンAはレバー、緑黄色野菜。 ビタミンEはナッツ類、卵黄、大豆、植物油。
    β-カロチンはにんじんやかぼちゃなどに含まれます。

  3. たんぱく質,食物繊維

    良質のたんぱく質と食物繊維やミネラル,大豆製品,海草,野菜を 積極的に取り入れましょう。
    さつまいも、ごぼうなど。油類は食べ過ぎると 免疫を下げるといわれています。

    青魚のEPA(エイコサペンタクエンサン)は動物性脂肪によって高まり過ぎた 免疫力を抑える効果があります。

  4. フラボノイド,ポリフェノール

    フラボノイドや紫蘇のポリフェノールも免疫力を高めます。
    紫蘇には非常に強い抗アレルギー作用があり、1日6枚で効果が出ます。

  5. きのこ

    きのこ類には繊維も多く含まれますが,抗癌作用も知られています。しいたけ、 なめこ,えのきだけ,マイタケなど元来日本にあるきのこ類で十分、 アガリクスと比べても差はありません。
    β-グルカンはガンを抑制することで 知られています。アトピーの症状も軽減します。

  6. プロバイオテクス(腸内微生物群)

    アンチバイオテックス(抗生物質)に対して作られた言葉で、 人の体内に共生するという意味です。腸内で有益な働きをする微生物で, いわゆる善玉菌のことです。

  7. 唾液を多く出す,良く噛む

    唾液にはウイルスや細菌が体内に入ってくるのを防ぐ“IgA”といわれる物質が 多く含まれています。子供の頃,ちょっとしたけがなら唾をつければ治ると 言われたのもまんざら嘘ではありません。これは母乳にも多く含まれていて、 乳離れするまでほとんど病気にかからないのはこのおかげです。
    唾液を多く出すには,水分を多く摂取、おしゃべりをする、 食事はよく噛んで食べる。唾液と食物が混ざり合うことによって8〜9割も 発癌物質の危険性を減らすことができます。

  8. 適度の運動

    有酸素運動は免疫力を高めます。
    時間的にはNK細胞の活性が低くなる夕方が効果的です。
    その後一風呂浴びれば最高です。あまり熱すぎるとNK細胞の活性は急激に上がりますが, 風呂から出た後に急に下がってしまうので,かえって逆効果となります。
    背骨のゆがみに注意して正しい姿勢をとるように、寝ているときもどちらかの 方向に偏らないように、日ごろから心がけましょう。

免疫力をたかめるサプリメント
プロポリス、アガリクス、マイタケ、紫蘇、冬虫夏草,ニンニク, メラトニン、ガバ,DHA、亜鉛、ビタミンE、C

Cホルモン

老化とホルモン分泌量の低下には密接な関係があります。
女性の更年期障害は女性ホルモンの低下が原因です。
男性も男性ホルモンが不足すると体力、精神力、精力が低下します。
人間の身体の中には250余りのホルモンがあります。
多くのホルモンの元といわれる DHEA、メラトニンなど、既に市販されている物もあります。
近い将来、 加齢の特効薬になることは間違いないでしょう。

抗加齢ホルモン補充療法(HRT)が究極の若返りかもしれません。
ですが、まだまだ現実的ではありません。
1体内情報伝達
2体内生理調整
3ストレス対応
4成長機能対応

サプリメント
ホルモン分泌を促進 → CoQ-10、DHA-EX、ざくろ
ホルモンの不足を補う → プロシンビオプラス、RNA/DNA、フラボン、 ビタミンB6、DNA核酸、メラトニン、ガバ

HGH:ヒト成長ホルモン
小人症の治療に用いられていましたが、若返りの効果が報告され注目されました。
骨の萎縮を予防、筋肉を増大、脂肪の増加を抑え、記憶力まで上げ、 心臓血管系にもよいが、がんを誘発する危険性もあり、 まだまだ安全性が確認されていません。

筋肉トレーニングはHGHを増大させます。

DHEA:デヒドロエピアンドロステロン
骨代謝の改善、皮膚の若返り、筋や骨を分解するロルチゾールの分泌を抑える、 男性ホルモンのテストステロンと、女性ホルモンのエストロゲンや プロゲステロンの前駆体(ホルモンの分泌を促す物質)である エストラジオールの分泌を増大させます。多くのホルモンの元になるものです。

ざくろ
女性ホルモンと同じ物質のエストロンとエストラジオールを含みます。
特に種の中に多く、100g中1.1〜1.7mgも含まれています。